複雑なIDのライフサイクル管理を自動化
Secioss Identity Manager Enterprise
Secioss Identity Manager Enterprise(SIME)は、IDライフサイクル管理を自動化してさまざまなシステムやサービスのIDをまとめて管理できるオンプレミスのソフトウェアです。
複数のシステムに散在するIDを一元管理
Secioss Identity Manager Enterprise(略称:SIME、シメ)は、オンプレミスの統合ID管理ソフトウェアです。IDの新規作成や変更、削除などのライフサイクル管理を自動化して、さまざまなシステムやサービスのIDを一元管理します。より組織に適した機能開発(カスタマイズ)も可能です。
姉妹製品の認証ソフトウェア「Secioss Access Manager Enterprise(SAME)」との組み合わせで、ID同期と認証・アクセス制御のシステム基盤を構築できます。同様に、認証部分をIDaaS「SeciossLink」で行う構成も可能です。
SIMEの機能
ユーザー管理
Google WorkspaceやMicrosoft 365、Salesforceやオンプレミス、プライベートクラウド内のシステムのIDを統合管理(LDAPで一元管理)することが可能です。 また、システム毎に連携するユーザーを指定することが可能です。Web管理画面からユーザーの作成、変更、削除、CSVファイルで一括登録なども可能です(CLIでの操作も可能)。
グループ管理
ユーザーのグループを管理することができます。Google WorkspaceやMicrosoft 365のメーリングリストのメンバーの一括登録(CSVファイル)等も可能です。
パスワードポリシー・管理
パスワードのポリシー管理が可能です。有効期限やパスワードの使用文字などの指定が可能です。ユーザーは自身のパスワードをWeb画面から変更できます。また、パスワードを忘れてしまった場合、ユーザー自身でパスワードリセットが可能な機能も備えています。
ID同期の並列処理
同期処理を並列にバックグラウンドで実行するため、連携するサービスが増加した場合も、ID操作のレスポンス時間は増加しません。
ログ検索
ユーザー、グループの更新に関するログをWebから検索、表示することが可能です。
スクリプト実行・API連携
ID同期時に任意のスクリプトを実行できるため、外部サービスのAPIを実行することも可能です。また、Secioss Identity Manager Enterprise自身もSCIM API、Restful APIを備えているため、外部システム(ワークフローや上位のシステム)からの連携が可能です。
多言語対応
英語、中国語に対応しています。
対応サービス
Microsoft 365、Google Workspace、Selesforce、cybozu.comなど
さまざまなクラウドサービス、Webアプリケーションとの連携が可能です。
現在未対応のWebアプリケーションについても対応できる場合がございますのでご相談下さい。
導入までの流れ
STEP 1
要件確認
STEP 2
STEP 3
STEP 4
(6ヵ月前後)
START
動作環境
項目 | 必要スペック |
CPU | 4vCPU以上 |
メモリ | 16GB以上 |
HDD空き容量 |
40GB以上の空き容量 |
OS | RedHat Enterprise Linux 9 / AlmaLinux 9 / Rocky Linux 9 |
利用ミドルウェア |
389 Directory Server(管理用ディレクトリサーバー) |
管理用ディレクトリサーバーとして「OSS Tech社 OpenLDAP」の利用も可能。
https://www.osstech.co.jp/product/openldap/
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