株式会社セシオス(東京都豊島区、代表取締役 関口 薫)は、SaaS型 認証・ID管理サービス「SeciossLink」に「Amazon Web Services」との連携機能を開発、リリースしたことをお知らせします。
クラウドサービスの利用が普及、拡大している昨今、コンピュータ、ストレージ、ネットワークなどオンプレミスリソースがクラウドプラットフォーム上に急速に移行されつつあります。同時にID情報もクラウドプラットフォーム上で作成、利用されるようになってきています。
このような背景から、SaaS型 認証・ID管理サービス「SeciossLink」に「Amazon Web Services」の「Identity and Access Management(IAM)」と「AWS Directory Service for Microsoft Active Directory(AWS Directory Service)」に対してID情報をプロビジョニングする機能を開発しました。
また「IAM」とは「SAML認証連携」、「AWS Directory Service」とは「統合Windows認証連携」が可能で、“1つのID/パスワード”、“1回の認証”で各サービスが利用できるシングルサインオンが実現できます。
これら機能を利用すると、例えば既に運用している社内のADにアカウントを追加すると、「Amazon Web Services」へも自動的にID情報が伝搬するような運用が可能となり、管理者によるID作成の手間を省き、更にセキュリティインシデントに発生し兼ねないID削除忘れなども無くなります。
「IAM」との連携機能は、SeciossLinkの「Namedサービス」として追加されます。また、「AWS Directory Service」との連携はSeciossLinkの「統合ID管理機能」で利用することができます。
※ 「Namedサービス」とは、ID連携機能、認証連携が可能なサービスで、Office365やG Suite、
Boxなどのサービスを指します。
※ SeciossLink「Standardライセンス」では「Namedサービス」を1つ、「Enterpriseライセンス」
では3つ、選択してご利用いただけます。
※ 「統合ID管理機能」とは、SeciossLinkからADやLDAPに情報を同期(Push)する機能です。
※ 「Enterpriseライセンス」は「統合ID管理機能(連携先×3つまで)」が利用いただけるため、
追加費用なしで「AWS Directory Service」と連携可能です。
今後もお客様のニーズに応えられるよう、更なる機能強化を行っていきます。