株式会社セシオス(東京都豊島区、代表取締役 関口薫)は、本日、オープンソースの統合ID管理ソフトウェアLISMのGUI管理ツール「LISM Administrator」をオープンソースとして公開しました。
LISMはActive Directoryやその他LDAPサーバのデータ、またデータベースを使用したシステム等のデータを統合的に管理するとともに、データの同期を行うことができるソフトウェアですが、管理者は設定やデータの管理を主にコマンドラインから行う必要がありました。
セシオスでは、LISM AdministratorをLISMとともに公開することで、管理者がGUIからLDAP連携の設定やユーザの管理を行うことを可能にし、LISMをより簡単に利用できるようにしました。
■LISM Administratorの機能
1.LDAP連携
GUIからActive Directory、OpenLDAP、Sun Java System DirectoryなどのLDAPサーバのID連携を簡単に設定することができます。
2.ユーザ管理
・ユーザの登録、変更、削除
・ユーザのパスワード初期化
・CSVファイルによるユーザの一括登録
・ユーザ一覧のCSVファイル出力
3.差分チェック
システム間の差分データをチェックするとともに、差分データの同期も行います。
4.ユーザのパスワード変更Webインターフェース
ユーザが自身のパスワードを変更することができます。パスワードの文字数、使用可能な文字を指定することもできます。
また、オープンソースのソフトウェアトークンSecioss OTPのワンタイムパスワードを登録することもできます。
LISM AdministratorのライセンスはGPLと商用ライセンスのデュアルライセンスです。