前回は、統合ID管理とは一般的にどのようなことができるものなのかをご紹介しました。
今回は、実際にSeciossLinkに備わっている統合ID管理機能をご紹介したいと思います。
SeciossLinkに備わっている統合ID管理機能は、以下のように分類できます。
・外部システムを源泉としたID情報取り込み
・SeciossLinkを源泉としたID同期
それぞれがどう違うのかというと
これは、オンプレミス環境などで運用されているActive Directory、LDAP、データベース等から、SeciossLinkにID情報を取り込むための機能です。
社内システムのID管理をクラウド化したい場合や、社内システムにあるID情報をクラウドに同期したい場合のHubとして利用したい場合などに使用することができます。
こちらはSeciossLinkにあるアカウント情報を、他システムに同期する為に使用できます。
SeciossLinkに作成したユーザーで、社内のActive DirectoryやオンプレミスのシステムにID同期を行いたい場合などに使用できます。
それぞれを組みわせることで、様々なIDライフサイクルを実現することができます。
では、次回は実際にSeciossLinkを使って同期を行う設定していってみたいと思います。